色と心の関係。ストレスを解消してくれる色とは?!
色で心を癒す
カラーセラピーとは、色彩を生活の中に効果的に取り入れることで、心と体を癒す療法のこと。
色彩療法とも呼ばれます。
その方法は今や何十種類にもおよび、有名なものだと、2層に色が分かれたボトルをセラピストと話しながら選ぶ「オーラソーマ」などがあります。
色ごとの詳しい詳細はこちらから。
色がココロに影響を与える?!
色は「可視光線」という電磁波の一種です。
その色の刺激は脳の中の視床下部、扁桃体、海馬といったさまざまな部分に影響を与えます。
それらの場所は本能的な欲求や自律神経、感情やホルモンバランスなどの調整を行っている、いわば”司令塔”のような役割を果たしていますので、結果的に色が心や体に影響を与えるのです。
自律神経と色の関係
自律神経とは、私たちの体の中の循環器や呼吸器、消化器などの動きを調整するために働く神経のことです。
交感神経と副交感神経の2つがあって、切り替わりつつ働いています。
色はその自律神経にも働きかけます。
例えば暖色系の色(赤やオレンジ)は交感神経を活発にさせて脈拍を上げたり、体温を上げたりします。
一方で、寒色系の色(青や紫)は副交感神経を活発にして、気分を落ち着かせてくれます。
色を使ってストレスを解消しよう
感情というのはなかなか吐き出すことが難しいものですね。
自分の中にいつの間にかため込んでしまい、それが慢性的な負荷となってしまっていることも珍しくありません。
そんな時には、スケッチブックや画用紙を広げて、その時「使いたい」と感じた色を使って、自由に絵を描いてみましょう。
草だから緑でなくてはならない、空は青くなくてはいけない、そんな常識やルールは不要です。
絵を描くのが苦手なら、思い思いの色で一面を塗りつぶすだけでも良いでしょう。
なかなか人に悩みを打ち明けられない、うまくストレスを発散できない、という場合におすすめです。
ストレス軽減色|青
色彩心理学の歴史は古く、驚くべき結果も出ています。
最近では世界各国の大学が色とマーケティングの関係性を分析しています。
その目的のひとつは、リラックスしつつも生産性の高い仕事環境作りです。
ストレス軽減に強い力を持つのは青だと言われているんですよ。
海の青い水と同じ色の空が、水平線でまじりあう穏やかな海を目の前に想像しましょう。
これを上手く想像できると、快適で素敵、限りなく穏やかな気持ちになります。
多くの人が、これを経験することができます。
青に落ち着かせる効果があるんです。
青色を取り入れよう
家に平和を呼び込むために、家全体を空の青に塗る必要はありません。
もし、そうしたとしても、ただ、慣れてしまい、脳には負荷が大きすぎます。
バランスがポイントです。
良くないことがあると、海辺を散歩したり、芝生の上に横になり、広大で美しい青い空を見つめたくなるのではないでしょうか。
いつも意識はしていませんが、私たちの身の回りには色があふれています。
例えばスーパーで買い物をする時の購買意欲にも、商品やパッケージの色が関与しているのだとか。
そんな無意識に人の心に働きかける色の効果を味方に付ければ、ストレスの解消にも繋がる。
まとめ
今「疲れているな」「悲しいな」「なんだかもやもやした気分だな」そんなことを感じている方は、本当に身近なところからで良いので、生活の中にカラーセラピーを取り入れてみてはいかがでしょうか。
一度カラーセラピーを受けてみてもいいですね。
あなたの悩みもきっと解消されますよ。
こちらには詳しいカラーセラピーのメリットが載っています。
気になる方ぜひ読んでみてくださいね。