これを読めば入浴剤の選び方が分かる!最高のバスタイムにする方法
はじめに
「入浴剤ってどれを選んでいいか分からない・・・。」
入浴剤って種類がたくさんあって選ぶの大変ですよね。
実は色で選ぶと簡単なんですよ~!
なぜなら色って効果が異なるからです。
だから私も色の効果によって入浴剤をどれにするか決めています。
記事の前半で入浴剤の役割と入浴剤の選び方をご紹介しています。
後半では入浴剤の色別の心理効果について紹介しています。
これを読めば入浴剤選びが楽になり最高なバスタイムが送れますよ!
入浴剤の役割とは
菖蒲湯やゆず湯などの薬湯に代表されるように、私たちが生まれるずっと前から日本では心身ともにお風呂で健康の習慣がありました。
環境省発表の資料によると1年間で温泉を利用する人数は日本の人口と同じぐらいだそうです。
平均すると1人1回は温泉に行っていることになるんですよ。
でも、温泉が近くになかったり、お金がなかったり、時間がなかったり、となかなか温泉に行けないことありませんか?
そんな悩みを解決してくれるのが入浴剤なんですよ。
入浴剤のタイプ
入浴剤は主に3つに分類できます。
まずは分類で選んでみましょう。
今入浴剤を使っている方はぜひご自分の入浴剤がどの分類のものか見てみてくださいね。
これから入浴剤を使おうとしているかたはどのタイプを選ぶか参考にしてみてくださいね。
化粧品
人のカラダを清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、または皮膚もしくは頭髪を健やかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされているものです。
人体に対する作用がさらに緩和なものです。
医薬部外品
医薬品と化粧品の中間的役割を果たす分類。
効果・効能が認められた有効成分が配合されているが、人体に対する作用は穏やかとなっています。
冷え症やリウマチなどの「予防」の範囲におさまる効果・効能を表現することが可能です。
雑貨
バスソルトやドライハーブなどの天然成分のみで作られているものがあります。
おしゃれなものやかわいいものもあります。
入浴剤を香りで選ぶ
アロマって気分が落ち着くよね、という香りフェチの方は入浴剤も香りにこだわってみてはいかがでしょう?
お風呂は湿度が高いため、蒸気に乗って、軽やかに香りがふわぁ~と広がる絶好の場所です。
大好きな香りに囲まれて最高のバスタイムが過ごせれば明日の自分に輝きが満ちてきます。
色で選ぶ
効能や香りは入浴剤を選ぶうえでとても重要となるポイントですが、入浴剤によって普段と違う雰囲気を出すためには色も重要ですよね。
入浴剤にはあまりお湯色の変化がないものもありますが、リラックスした入浴時間を楽しむためにはやはり自分の好みの色に色づくお湯に浸かるのがおすすめです。
入浴剤に多い色というのはピンクやブルー、ラベンダーカラーや乳白色、グリーンやオレンジなどがありますが、どれも色によってお風呂の印象が大きく変わります。
色が人間にもたらす効果もそれぞれ違っており、ピンクならば優しい気分になれますし、グリーンやブルー系なら心を落ち着けることができます。
またラベンダーカラーなどは珍しい色味ですが、精神的にリラックスさせることができるので、お風呂から上がった後に眠りにつきやすくなるという効果もあるんですよ。
乳白色のお湯も優しい印象で、温かい気持ちになることができますよ。
このように、色がもたらす影響はとても大きいです。
入浴剤を購入する際にはどんな色になるのかということをチェックしてみるのもいいですね。
入浴剤の色の効果
入浴剤には色がついているものがほとんどですが、何かの成分によって色が出ているというわけではありません。
また、色によって直接何か体や肌によい効果がある、というものはほとんど売られていません。
色はお風呂を楽しむためのものということになりますね。
天然の温泉には濁っているところもあるのでは?
と思われる方もいるかもしれません。
確かに天然の温泉では硫黄など、成分によって濁って見えるものもあり、湯の花や濁り湯などとして温泉地で売られている製品もあります。
しかし、一般家庭では浴槽に影響が出る恐れがあるため、基本的にはドラッグストア等で市販されている入浴剤にそうした成分が入れられていることはありません。
しかし、色が付いている湯を見ることによって、気分が落ち着いたり、元気が出たり、といったような効果はあると言われています。
それだけでなく、温泉のもとのような製品の場合には雰囲気を出すために色は欠かせません。
入浴剤の色はお風呂の雰囲気を高めてくれる大事な要素と言えるでしょう。
そんな入浴剤の代表的な色について、その傾向や効果などをまとめてみました。
赤色
赤色の入浴剤には、いちごやバラなど、果実や花の赤色をイメージしたものが多いようです。
薄くなってピンク系になってくると、桃や桜などをイメージした入浴剤が多く存在するようです。
赤色やピンクは女性が好む色と言われているため、とても女性に人気があります。
赤色ということもあり、中には発汗作用を期待してか、辛いものをイメージした製品も出ているようですよ。
赤色には気分が高揚する効果が期待できますので、元気になりたい時などに使ってみるといいかもしれませんね。
また、ピンク系ならおだやかさなど柔らかい印象がありますので、いいことがあった日などに使うとそんな気持ちが持続してくれるかもしれません。
青色
青色の入浴剤には、やはり海をイメージしたものがほとんどのようです。
南国の海のようなスカイブルーや、透明感のあってみずみずしさを感じるような青色など、青色といってもそのイメージは様々です。
青色には冷静さや落ち着きをもたらしてくれる効果があるので、海や風の印象とも重なって清々しい気持ちになれますよ。
黄色
黄色の入浴剤には柚子やレモンなど、柑橘系の果実がイメージされたものが多いです。日本にはゆず湯の風習があるので、こうした黄色系の入浴剤は男女問わず人気が高いですよ。
また、はちみつ入りなどの製品にはイメージを高めるために黄色になっているものもあるそうですよ。
黄色も赤色などと同じように暖色ですから、気分が爽快になったり、前向きな気持ちになれたりする効果があると考えられます。
緑
緑色の入浴剤には森や木など、植物をイメージしたものが多く出ています。
森林や草原をイメージすることでおうちのお風呂でも露天風呂のような開放的な気持ちになれそうです。
似たような傾向の色としては茶色も多いようです。
ひのき風呂などを連想させるためなのでしょう。
緑色にはさわやかさや緊張緩和の効果がありますので、癒し効果は抜群でしょう。
それだけでなく、緑にはストレスを解消してくれる効果や穏やかな気持ちにしてくれる効果もあるんですよ。
最近疲れが取れない方には特におすすめします。
白
白色の入浴剤も人気の高い色のひとつです。
白には牛乳をイメージして美肌効果を強調しているものが多いようです。
白濁色は天然の温泉にも見られる色ですから、温泉をイメージしやすいのも人気の理由なんです。
他の色にはない特色としては、色は白でも香りがいちごなどの果実であるなど、白以外の別のイメージを重ねているものが多いことです。
それだけ白には「入浴剤らしさ」を見出しているのかもしれませんね。白には清潔なイメージがありますよね。
また、ベージュには人肌や木のぬくもりなど、温かさを連想させる効果がありますので、ゆったりしたい時には一番ふさわしい色と言えるでしょう。
入浴剤のデザインで選ぶ
入浴剤はギフトとしても最適なんですよ。
人に送る目的で選ぶ際にはパッケージのデザインや入浴剤の形、ボトルのデザインなどを重視して選ぶようにしましょう。
もちろん人それぞれ好みは違うので相手のことをよく考えたうえで選ぶ必要がありますが、もし相手の好みにあわせたものを選ぶことができれば喜ばれること間違いなし!
ギフト用の入浴剤として人気のもののなかには、花の形を模したものや洋菓子であるマカロンをイメージして作られたものなど、そのまま飾っておきたくなるようなパッケージのものも多くあります。
このようなデザイン性の高い入浴剤は特に女性に贈ると喜ばれるので、職場のお世話になっている先輩や母の日などに贈り物として選ぶと良いです。
普段とちょっとテイストを変えたプレゼントをしたいときに入浴剤はとてもおすすめです。
見た目もかわいくて実用的なので喜んでもらうことができますよ。
入浴剤の色は浴槽に付く?
入浴剤の色はお風呂を楽しむための大切な要素ですが、心配なのはその色が浴槽やお風呂場に付いてしまわないか?ということ。
緑や茶色など、付いてしまうと目立ってしまう色もありますから、十分に注意したいところですよね。
入浴剤を販売している会社のホームページでは、「入浴剤の色の成分が原因で浴槽などに色が付くことは無い」としているところが多いようです。
どの会社でも、基本的には硫黄系の成分が入っておらず、用量などを正しく守っていれば浴槽を傷めたり色をつけてしまうようなことはないと説明されています。
効果がありそうだから、と言って推奨されている用量以上に入浴剤を入れたり、前の日のお湯にさらに入浴剤を入れるなど、製品の想定以上の状況を作ってしまうと、かえって好ましくない結果を招いてしまいます。
それぞれの製品によって詳細は異なりますので、説明書などを見て問題がないか確認するように心がけましょう。
中には「湯の花」など、実際の温泉の成分を抽出している製品もありますが、大多数の製品が浴槽のことを配慮して売られていますので、入っている場合には表示や説明をしていることがほとんどです。
もしも明確な記載が無く気になる場合には、販売元の会社に問い合わせるのが確実でしょう。
こうしたことを踏まえて、入浴剤を使うときに気をつけたいポイント3つをまとめました。
入浴剤の決められた用量を守る
各家庭によって浴槽の大きさは異なりますから、浴槽に合った量を入れるようにしましょう。
そして、硫黄系の成分が入っていないかどうか確認しましょう。
硫黄などの成分が入っていても、お湯を浴槽に入れっぱなしにせずにすぐ流せば問題ないようですが、入れる前に確認は必要でしょう。
入浴剤はさまざまな効果が期待できます。
ただし、そんな入浴剤も使い方を間違ったり、自分に合わないものであれば逆効果になってしまいます。
まずは入浴剤を入れる量ですが、お湯の量に対してどのくらいを入れればよいかの表記があります。
きちんと守って入れましょうね。
薄すぎると効果が薄くなってしまいますし、濃すぎると逆に肌や体に負担をかけてしまいます。
そして、もし、入浴を始めて肌や体に異常を感じた場合は、すぐにシャワーなどでしっかりと洗い流してください。
アレルギーなどを持っている人はあらかじめ、アレルギー成分が入っていないかどうかを確認することも大切です。
浴槽を清潔に保っておく
洗っていない浴槽では汚れと入浴剤の成分が反応して思わぬ汚れに繋がることもあり得ます。
お風呂掃除をするか、お湯を入れる前に水で流すなど、清潔にしておくことを心がけたましょう。
入浴剤でせっかく気持よく入っても色が付いたりしてしまったらそんな気分も台無しです。
使い方をよく知って最高のバスタイムにしましょう。
入浴剤の色が浴槽に付いてしまったら
入浴剤を販売している会社では、入浴剤の色が浴槽に付くことは無いと説明しているところがほとんどです。
しかし、実際の利用では浴槽の素材や汚れなど、他の要因と重なって色が付いてしまうことも無いわけではないようです。
万が一浴槽に色がついてしまったら、どうすればよいのでしょうか。
まず初めに覚えておいていただきたいのは、入浴剤を使ったあとに色が付いたり汚れが出たからと言って、必ずしも入浴剤が原因だとは限らないということです。
洗おうとしてつけた洗剤が垢などと反応して汚れになってしまったり、浴室の材質との相性でシミになってしまったりと、別の理由によって汚れてしまうこともあり得ます。
洗剤を販売している会社ではそうした状況についてお手入れの方法を解説しているところもあります。
どのため、使っていた状況をよく考え、原因を突き止めることが大切です。
それによって掃除の方法も変わってきますので、再度確認してみましょう。
浴槽に色が付いてしまったら、まずは普段利用している風呂場用の洗剤を使ってみましょう。
ほとんどの場合にはこうした一般的な洗剤で落ちると言われています。
「洗剤を使っても落ちない」「こすっても落ちない」という人がいますが、新しいスポンジでこすったり、少し時間を置いてつけおきするだけでも効果は表れやすくなります。
まずは手持ちの洗剤で試してみることをおすすめします。
それでも落ちない!という場合には研磨剤のように汚れを「削りとる」ようなやり方が必要になってきます。
クレンザー系の研磨剤などをうすく付けてやさしくこすってみるとよいかもしれません。
あまり強くやり過ぎると浴槽に傷がついたりしてしまう恐れがありますので、一気に色を落とそうとせずに、やさしく少しずつこするようにしましょう。
最初に目立たないところで試してみると大きな失敗をせずに済むでしょう。
クレンザーなどが無い…という方に試して欲しいのが歯磨き粉。
これも一種の研磨剤ですので、使ってみてもよいかもしれません。
ただし、大きな汚れにはたくさん使うことになってしまって無駄ですので、小さなシミなどに利用することをおすすめします。
大きな汚れにはやはり専用の洗剤を用意したほうがいいでしょう。
そのほうが時間も手間も省けます。
最後に
いかがでしたでしょうか?
みなさん入浴剤を使ってみたくなりましたか?!
ぜひ自分に合った入浴剤で最高のバスタイムを過ごしてくださいね~
次回は色別の入浴剤紹介を行いますね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。